米ジュニパーネットワークスは8月13日(現地時間)、新しいイーサネットスイッチ「EX4600」シリーズを発表した。

「EX4600」

「EX4600」スイッチは、1RUのコンパクトな省電力プラットフォームで、10/40GbE接続ソリューション。独自のバーチャルシャーシ技術のサポートにより最大10台のスイッチを相互接続し、1つのIPアドレスを持つ単一論理デバイスとして運用できる。

また、Junos Space Network Directorを利用することで、データセンターのネットワーク全体を単一画面を通じて共通インタフェースで管理できる。

さらに、レイヤー2およびレイヤー3機能、キャンパス向けインサービス・ソフトウェア・アップグレード(ISSU)機能、バーチャルシャーシ・オプションを持つ40Gポートを提供している。

高可用性(HA)機能では、アクティブおよびバックアップ・ルーティングエンジン、グレースフル・フェイルオーバー、ISSU機能、タイムセンシティブなデータを優先するサービス品質(QoS)などを備え、ネットワーク自動化とプラグ&プレイ運用のための 自動プロビジョニング機能をサポート。こうした機能には、ゼロタッチのプロビジョニング、オペレーションおよびイベントスクリプト、自動ロールバックおよびPythonスクリプティングのほか、OpenStackおよびChefとの統合などが含まれる。

また、EX4600」はバッファ利用状況の動的なモニタリングとレポートにより、ネットワーク・トラフィックに対する詳細なインサイトとデータを提供する

スイッチング容量は1.44Tbps、インタフェースは、1GbE SFP×24、10GbE SFP+×24、40GbE QSFP+×4、USB、Console portなど。