ニフティは、スーパーマーケットやドラッグストアなどの小売事業者向けO2OアプリASPサービス「リテモバ」を、8月4日から提供開始すると発表した。

「リテモバ」は、主婦向け無料サービス「シュフモ」の運営で培ったノウハウやコンテンツをもとに、同社が提供するO2OアプリASPサービスで、「チラシ画像」や「テキスト形式表示の特売情報」、「特売情報と連動したレシピ情報」、「位置情報と連動した電子スクラッチ機能」などを搭載した自社専用のアプリを提供できる。また、各コンテンツの更新やプッシュ通知の配信に加えて、「アプリのダウンロード数」「アプリの閲覧数」「各店舗のお気に入り登録数」などの統計情報も閲覧できる。

「リテモバ」の画面イメージ

アプリは、あらかじめ用意されているテンプレートを用いながら、自社のロゴやブランドカラーを配したデザインが可能。

利用料金は、初期料金が100万円(iOS とAndroidの両OSに対応)で、月額料金が20万円~。最低利用期間は1年間。

今後は、「ネットスーパーとの連携機能」「ポイント連携機能」などを追加し、小売事業者と利用者の双方が利用しやすいサービスとして拡充を図り、2014年度末までに10社、1,000店舗への導入を目指すという。