AXSEEDは7月15日、同社が提供するモバイル端末管理(MDM:Mobile Device Management)システム「SPPM2.0」が、Windows8.1搭載のタブレットとPCに8月より対応することを発表した。これにより、WindowsやiOS、Androidの3種OSを統合管理することが可能となる。

「SPPM2.0」は、スマートフォンやタブレットにSPPM Agentアプリ(クライアントソフト)をインストールして利用するクラウドサービス(ASP)。端末内で常駐稼働するAgentアプリが、端末の状態や利用状況を統合管理サーバに伝達し、統合管理サーバ側からは、ポリシー(セキュリティルール)の適用・指示を飛ばすことで、端末管理やセキュリティ対策を可能にする。

「SPPM2.0」サービスイメージ

今回のアップデートでは、Open Mobile Alliance(OMA)が策定したOMA-DMに対応したほか、Windows8.1搭載デバイスに対し「端末管理」や「サーバ端末間通信設定」「ログ収集」「異常検知・通報」「緊急時端末ロック」「端末初期化」「パスワード管理」といった機能の提供を実現している。

「SPPM2.0」提供機能一覧

なお、既にAndroidとiOSに提供している「緊急時端末初期化(リモートワイプ)」や、「Agentアプリ管理(リモートバージョンアップ)」「Windows Storeと連携したアプリ管理・配信」「アプリ一覧取得・監視」などの機能も、Windows8.1へ順次対応する予定だという。