米Boxは7月12日、米トヨタがクラウドストレージ「Box」を数千人の従業員向けに導入すると発表した。これにより、ビジネスコンテンツの社内外共有・コラボレーションを強化するという。

米国トヨタのIT部門は、さまざまなデバイスからコンテンツにアクセスしたいという従業員からの要望と、独自のカスタムアプリケーションをサポートするセキュリティとオープンプラットフォームを採用したいというIT部門の要望の両方を満たすことからBoxの採用に至った。

米国トヨタは、異なるシステムやビジネスプロセス、若干異なる企業文化を持つ複数の独立した組織体で構成されている。同社によれば、Boxの活用により、「One Toyota」がより現実的なものとなるという。Boxによって関連会社間のコラボレーションが活発化することで、迅速な意思決定、好事例の共有、従業員の力を結集することが可能となるとしている。