日本ブランド戦略研究所は7月4日、法人顧客向け(BtoB)企業Webサイトのビジネス貢献度を評価する「BtoBサイト調査2014」の結果を発表した。それによると、ターゲットに占めるニーズ充足者の割合は、オムロンのFAサイト(Industrial Automation)が昨年に続き最も高く56.2%となった。

同調査は、BtoBの製品・サービス15分野ごとに、実際のターゲットに近い購入・選定に関与する人を抽出して、ネット調査形式で行われたもの。

総合ランキングは、アクセス率(ターゲットの内、過去1年以内に業務目的でアクセスした人の割合)とニーズ充足率(アクセス者の内、ニーズが充足された人の割合)から算出した「ニーズ充足度」により算出された。

オムロン(Industrial Automation)はこれで8年連続のトップとなる。2位は三菱電機(FA)で47.6%、3位キーエンスが43.4%、4位パナソニック(制御機器)が39.2%など、上位にはFA(制御機器等)メーカーが並ぶ結果となった。

順位 サイト名 製品・サービス名 ニーズ充足度(%)
1 オムロン(Industrial Automation) FA(制御機器等) 56.2
2 三菱電機(FA) FA(制御機器等) 47.6
3 キーエンス FA(制御機器等) 43.4
4 パナソニック(制御機器) FA(制御機器等) 39.2
5 オムロン(電子部品情報サイト) 電子部品・材料 36.4
6 キヤノン(オフィス機器) オフィス機器 32.4
7 富士電機機器制御 FA(制御機器等) 31.6
8 パナソニック(制御機器) 電子部品・材料 31.0
9 TOTO(建築専門家のための情報サイトCOM-ET) 建材・住設機器・設備・エネルギーソリューション 30.6
10 IDEC FA(制御機器等) 30.2

以下、ランキングの詳細は日本ブランド戦略研究所のWebサイトで公開されている。過去の調査はこちらから。