お弁当やケータリング商品の宅配サービス「ごちクル」を運営するスターフェスティバルは7月4日、アスクルを引受先とする第三者割当増資および新株予約権付社債の発行などによる総額28億円の業務・資本提携契約を締結を発表した。
ごちクルは、有名飲食店や外食産業と協力してお弁当やケータリング商品を宅配するサービス。セミナーやイベント、ランチミーティングなど法人や団体での利用をターゲットとしている。
一方のアスクルは、事務用品やOA・PC用品、オフィス生活用品などオフィスで必要となるものが一度に購入できる「ワンストップ・ショッピング・サービス」を提供している。
両社では法人向けに提供するこれらのサービスにおいて、相互の顧客基盤とノウハウを共有することでシナジーを生み出し、より良いサービスの提供を進める。
業務提携では、2014年11月を目標に、ごちクルをアスクルのサービスとして採用し顧客に展開する。また、共同配送による両社におけるコストダウンや、アスクルの商品とごちクルのお弁当を同時に配送するなどサービスの進化も図るとしている。