トーチライトはこのほど、Facebookの正式な広告APIパートナーとして認定されたことを発表した。同社はFacebook広告運用ツール「Sherpa β版」を開発し、Facebook広告の運用をサポートするとしている。
Sherpa β版は、Facebook広告において、性別、年齢、国・地域、趣味嗜好などを組み合わせた複雑なターゲット設定を一括で行うことができるツール。また、外部サイトへの誘導やコンバージョン獲得などに関して重要な役割を持つ「未公開投稿」の「Link Ad」用クリエイティブバリエーションを一括で登録でき、設定した広告キャンペーンの予算状況を可視化する機能も備えている。
このほか、先日Facebook社が発表した、ひとつの広告枠に3点の画像と外部リンクを表示できる新しい広告フォーマット「Multi-Product Ads」にも対応。現在、同フォーマットは広告APIパートナーのみに提供されている。
同ツールは、トーチライトとその親会社であるデジタル・アドバタイジング・コンソーシアム(DAC)のコンサルタントが、広告主のFacebook広告の運用を行う際に利用する。2014年中に、両社がサービスを提供するすべてのアカウントに対して、同ツールを用いた広告運用モデルが提供される予定になっている。