サイオステクノロジーは2014年5月12日、クラウド領域における協業を目的として、富士通がLifeKeeperのクラウドパートナーに加入したことを発表した。

富士通のパブリッククラウドサービス「FUJITSU Cloud IaaS Trusted Public S5」は、同社のデーターセンター内の仮想サーバで専用物理サーバと同等の操作性、安全性、信頼性を確保した、グローバルに活用できるパブリック型(IaaS)のクラウドサービスである。このサービスに、LifeKeeper/LifeKeeper Single Server Protectionを組み合わせることで、オンプレミスと同様の可用性を実現するという。

なお両社は、FUJITSU Cloud IaaS Trusted Public S5上でLifeKepper for Linuxを用いてHAクラスタシステムを構築する手法、およびLifeKepper Single Server Protection for Linuxを用いてHAクラスタシステムと同等のアプリケーション監視機能とリカバリ機能をシングルサーバで構築する方法について共同で検証した結果を、ホワイトペーパーにまとめてサイオスのホームページにて公開している。