LINEは4月2日、コミュニケーションアプリ「LINE」の登録ユーザーが世界4億人を突破したと発表した。
2013年11月に3億ユーザーを突破して以降、グローバルで1日最大約170万人の新規登録を記録するなど、全世界でユーザー数が大きな伸びを示しているという。
東南アジアやスペインといったユーザー数が多い国・地域だけでなく、北米や西ヨーロッパでも利用が拡大。これにより、登録ユーザー数が1000万人を超えた国として新たに米国、韓国、メキシコ、マレーシアが加わり、計10カ国となっている。
3億ユーザー到達から4億ユーザーへの到達は128日。2億ユーザーから3億ユーザーの到達日数は127日と発表していたことから、増加ペースを落とすことなくユーザー数が増加していることがわかる。
ユーザー数の増加に伴ってコミュニケーション量も増加しており、全世界での1日のトーク総受信数は最大100億件、スタンプ総受信数が18億件、通話回数が1200万件となった。いずれも過去最大値を記録しており、今後もコミュニケーションインフラとしてプラットフォーム展開も引き続き推進していくという。
LINE 代表取締役社長 森川 亮氏は「世界5億ユーザー達成を2014年の一つの目標に掲げて中間地点の4億ユーザーを達成することができた。スマートフォンの普及と共に世界的なコミュニケーションアプリの競争が激化しているが、メッセンジャーサービスがモバイル社会の中心であることと価値の高さを表わしていると考えている。そのような状況の中で、LINEは現状に満足せず、世界No.1コミュニケーションインフラへと成長するべく様々なチャレンジに取り組む」とコメントしている。