スポーツライフジャパンと三井不動産レジデンシャルから成る「ザ・コーポレートゲームズ 東京 2014 実行委員会」は3月25日、『ザ・コーポレートゲームズ 東京 2014』パートナーミーティングを開催。すでに参加を決めた団体やパートナー各社、関係者が一同に会し、9月25~28日に行われる本大会に向けて気勢を上げた。

「ひとりひとりがヒーローになれる。それがコーポレートゲームズ」

ザ・コーポレートゲームズ 東京 2014 実行委員会 委員長を務めるスポーツライフジャパン 代表理事 手嶋雅夫氏

「企業でチームを組むのもいいし、インターンシップに来た学生を交えてチームを作ってもいい。もちろん、家族での参加もできる。自由にチームを作ってスポーツを通したコミュニケーションの場を広げて欲しい」

ザ・コーポレートゲームズ 東京 2014 実行委員会 委員長を務めるスポーツライフジャパン 代表理事 手嶋雅夫氏は、ミーティング開催にあたり、大会の意義をそう強調した。ザ・コーポレートゲームズは、"誰でも""どんなカタチ"でも参加できることが特徴の国際的マルチスポーツフェスティバルだ。すでに世界各国で開催されており、東京での開催が9月25~28日に迫っている。パートナーミーティングは、参加団体らと大会の趣旨や最新情報を共有する会となる。

ミーティングは2部構成で、1部では、大会コンセプトと大会最新状況の共有、2部では参加表明団体の代表によるトークセッションが行われた。

手島氏はまず、実施競技について、リレーマラソン、フットサルドッジボールなどのチーム戦のほか、テニスやバドミントン、卓球などの個人戦、ダブルス戦、4人1組で参加するボウリングなど、さまざまなかたちでの参加方法が用意されていると説明。参加条件も特になく、チーム参加もユニフォームさえ統一されていれば可能だとした。そのうえで、コーポレートゲームズの魅力について、こう力説した。

「ひとりひとりがヒーローになれる。例えばマラソンリレー。家族で参加して最後全員で一緒に走ってゴールする。この瞬間、この家族は間違いなくヒーローだ。参加している人が、応援している人が、それぞれの場面で輝ける、それがコーポレートゲームズだ」

大会の最新状況としては、海外からの参加者の呼び込み状況について説明した。コーポレートゲームズ 東京 2014に先駆けて、6月26日から行われるコーポレートゲームズの世界大会「ワールドコーポレートゲームズリバプール」が開催される。ここにブースを設置し、海外からの参加者を募る。「海外交流を盛んにする。また、日本は海外から見てスポーツのイメージがそれほどない。そうした日本のイメージを払拭していく」(手島氏)とした。

2020年のオリンピックを見据えて、子どもたちも参加!!

続く2部では、すでに参加を表明している団体が登壇し、コーポレートゲームズへの参加の経緯や目標などについてトークセッションを行った。

フルタイムシステム 代表取締役副社長 原周平氏

まず、宅配ロッカーの業界最大手、フルタイムシステムの代表取締役副社長 原周平氏が登壇し、意気込みを語った。原氏は、コーポレートゲームズの日本開催が決定する前からこの大会は感動できると確信し、参加を決めていた。

「社員に参加を呼びかけるとき、私達が参加できるオリンピックが来るから出ようと話した。最初は戸惑われたが、面白そうという声が各部署から上がってきて、今では全社員120名の中で75名が参加を希望してくれた。参加競技を決める中で、社員の思わぬスポーツ歴などが見えてきたり、大会に向けて、コミュニケーションが活発化している」(原氏)

次に、江東区NPOで、地域住民のためのスポーツ大会や各種イベントなどを実施している、東京湾岸コミュニティの理事長 浅見純一郎氏が登壇。子どもチームによる参加を目指して、現在、取り組みを進めていることを説明した。

東京湾岸コミュニティ 理事長 浅見純一郎氏

「コーポレートゲームズに子どもを参加させることで、6年後のオリンピックを見据えることができる。ゴルフやテニスなど、オリンピック競技に積極的に子どもを参加させることで東京オリンピックの選手となるきっかけになったら嬉しい」(浅見氏)

コーポレートゲームズには年齢の制限がなく、年齢による振り分けもない。そのため、老若男女問わず同じフィールドで競い合うことになる。会場からは「年齢によるハンデはないのか」という問いかけも出たが、手嶋氏は次のように返し、子どもの参加も大歓迎だとした。

「チーム戦において、子どもは強い。サッカーのクラブチームに所属していたり、ドッヂボールなど日常的に触れている競技においては大人顔負けの力を発揮することがある。ドッヂボールなどは優勝できると思って参加する企業や団体も多いと思うが、思わぬダークホースに苦戦することになるかもしれない」(手嶋氏)

このほか、参加表明団体としてジェイティービー 旅行事業本部 スポーツビジネス推進室 営業推進担当部長 中村哲郎氏、シュートボクシング協会 代表 緒形健一氏、中央区 地域スポーツクラブ 大江戸月島事務局長 矢子達哉氏、ミライズ 代表取締役 清家純氏、明治安田生命保険 東京本部 審議役 阿部喜之氏が登壇し、意気込みを語った。

参加申込受付は4月15日から9月3日まで行われる。先着順で、参加費は1人6480円(税込)だ。