CA Technologiesは3月10日、統合シングル・サインオン基盤ソリューション「CA SiteMinder r12.52」を発表した。参考価格は1000ビジネス・ユーザで325万円(税別)。

「CA SiteMinder r12.52」では、クラウド環境やソーシャルIDとの連携強化に加え、セッションが正しいユーザに利用されていることを保証するセッション・アシュアランスの機能を拡張し、セッション・ハイジャックなどの脅威に対応した。

セッション・アシュアランスでは、CA SiteMinderセッションを特定のデバイスにマッピングすることにより、セッションが盗まれたりハイジャックされていないか、異なるデバイスで再利用されていないか検知することができる。

また、 OAuthのほか、LinkedIn、TwitterおよびMicrosoft Liveのプロファイルを標準サポートとして追加。これにより、シンプルなウィザードから一般的なOAuthプロバイダとの接続構成が可能になり、また、認証に使用されるアイデンティティ・プロバイダで、SAMLまたはOAuthを動的に選択することができる。

そのほか、Microsoft Office 365とリッチ・クライアント間のシングル・サインオンを実現。Outlook、Office 365クライアント、モバイル・アプリケーションなどのリッチ・クライアントを利用したOffice 365へのシングル・サインオンが可能となった。