日本オラクルは2月20日、「Oracle E-Business Suite」に対応したプロセス製造業におけるコスト管理の高度化を支援する新しい分析用インメモリ・アプリケーション「Oracle In-Memory Cost Management for Process Industries」の提供を開始すると発表した。
本製品は、天然資源・素材、化学品、医薬・化粧品、食品・飲料、消費財などのプロセス産業の企業において、コスト管理を支援する分析用インメモリ・アプリケーション。製造コストの情報をもとにした高速な原価計算処理を実現するとともに、製造、調達、財務等の業務担当者における原価計算情報の迅速な可視化とリアルタイムな意思決定を行うことが可能になる。
製品は、意思決定に必要な情報を業務ユーザーにリアルタイムに提供するための3つの機能、「Cost Impact Simulator(コストの影響を分析)」「Gross Profit Analyzer(売上総利益を分析)」「Cost Comparison Tool(コストの比較)」で構成。
データベース・マシン「Oracle Exadata Database Machine」、高速エンジニアド・システム「Oracle SuperCluster」と分析マシン「Oracle Exalytics In-Memory Machine」を基盤に最適稼働するよう設計され、これにより、大規模で複雑なデータをアプリケーションやインメモリ・アプリケーションでリアルタイムに処理し、優れたパフォーマンスを発揮する。