KSKの製品サービス部門であるフレックス・ファーム ビジネスユニットは2月17日、タブレット・スマートフォン最適化ソリューション「x-fit(クロスフィット)」の新しいライセンス提供プラン「サブスクリプションライセンス」をリリースし、販売元であるSCSKより販売を開始したと発表した。

「x-fit」による変換イメージ

本サービスは、タブレットやスマートフォンなどデバイスごとの画面サイズの違いや、OSや端末スペックによる動作の差異を吸収する、スマートデバイス対応サイト向けの開発・運用プラットフォーム。スマートデバイス向けに最適化された「UIコンポーネント(スマートフォンサイトで多く実装されるデザインを部品としてライブラリ化したもの)」を利用した開発を行うことで、開発工数の削減とテスト工数の削減を実現できる。

今回新たに提供されるサブスクリプションライセンスとは、従来のソフトウェアライセンスのようにライセンスを買い取るのではなく、ソフトウェアの使用権を月額費用で提供。機能や保守サービスは、ソフトウェアライセンスと同様。最低契約期間として、6カ月間の契約が必要となり、価格は1カ月10万円。

システム概要

なお、製品のプロセスを起動するOSごとにライセンスが必要で、価格には、新端末情報の提供、Eメールによる技術QAサポート、ソフトウェアのマイナーバージョンアップ最新版無償提供などの保守サービスが含まれる。