アシストは、同社が提供しているBIプラットフォーム「WebFOCUS」と自由検索オプションの「InfoAssist」(開発元:米Information Builders)が、ファミリーマートのPOSデータ分析用レポーティングシステムとして採用されたと発表した。

ファミリーマートでは、国内1万店舗を超えるPOSデータを可視化して分析するマーケティング戦略を進めてきたが、これまで利用してきた非定型検索を担うBIシステムは、利用開始から10年が経過し、クライアント/サーバ・システム型のメンテナンス性やユーザ単位のライセンス体系がネックとなってユーザ数を増やせないなど、システムの拡張に課題を抱えていた。

システム構成イメージ

そこでファミリーマートでは新たなBIツールの導入を検討、WebFOCUSとInfoAssistの採用を決定し、2013年6月より本稼働をスタートさせた。

全店舗を対象にしたPOSデータを非定型分析で深く堀り下げられるようになったことで、そこで得られた知見を商品開発や店舗の品揃えに反映するなど、地域特性や購買行動に応じた店舗戦略の立案に活かせるようになったという。また、分析したレポートを関係者で共有することで業務効率が上がり、チームワークを活かした情報分析も促進されているという。