三井情報(以下、MKI)は2月6日、医療機器輸入・販売のメッツと協業し、滅菌コンテナ単位で医療器具を管理し状態を可視化するサービスを提供すると発表した。

MKIの医療器具UDI(Unique Device Identification:個々の医療器具ごとに使用実績を認識すること)サービスに同サービスを加えることで、医療器具の管理全プロセスの把握を実現する。

医療器具の管理全プロセス

MKIでは、個々の医療器具に2次元バーコードを刻印して使用状態を把握・管理するUDIサービスを以前から提供しているが、更なる付加価値向上の為、メッツが提供する「手術器材滅菌・洗浄管理システム DI-ARC」を活用し、滅菌管理用のバスケットやコンテナにICタグを取り付けコンテナ単位での管理履歴や位置情報を把握するサービスを提供する。

この2つのサービスを合わせ、医療器具について、いつ・誰が・何を実施したかだけでなく、所在や在庫まで把握し、全プロセスを管理することが可能となり、医療現場における利便性や安全性の向上を図る。