日立ソリューションズ東日本は24日、MicrosoftWindows標準のリモートデスクトップを使用することで、シンクライアントの導入コスト、運用コスト削減を実現する、シンクライアントパッケージ製品「RemoteMyDesktopGateway」の提供を開始したと発表した。

「RemoteMyDesktopGateway」は、Windows標準のリモートデスクトッププロトコルであるRDPを使用しており、シンクライアント化のためのソフトウェアが不要なシンクライアントパッケージ製品。

仮想PC、ターミナルサービス、物理PCを組み合わせた構成が可能で、導入コスト、およびサポートサービスなどの運用コストが削減できる。また、システム障害が発生した場合も、クライアントから直接デスクトップ環境にリモート接続することが可能で、すぐに業務を再開することができる。そのほかの特徴として、サーバ環境に仮想PC・ターミナルサービス・物理PCを組み合わせたハイブリッドな運用が可能。

サーバ環境として、仮想PC・ターミナルサービス・物理PCを柔軟に組合せた構成でシンクライアント環境を構築することができるため、既存資産を有効活用しながら段階的な移行ができる。また、共用PCとして指定されたPCの中から、ユーザーの要求に応じて、空いているPCを割り当てる共用機能利用することで、デスクトップ環境を複数人で共用することが可能となっている。