Windows Internet Explorer 11

Microsoftはサイトの動作確認を目的としてIEが動作するWindowsプラットフォームの仮想マシンイメージファイルを配布している。今回この仮想マシンイメージファイルにWindows 7で動作するIE11とWindows 8.1で動作するIE11が追加された。仮想マシンイメージファイルはWindows、Mac OS X、Linux向けに公開されており、仮想化アプリケーションが動作するオペレーティングシステムであればこれ以外のオペレーティングシステムでも動作確認を実施できる。

現在配布されている仮想マシンイメージファイルの組み合わせは次のとおり。

  • IE6 on Windows XP
  • IE8 on Windows XP
  • IE7 on Windows Vista
  • IE8 on Windows 7
  • IE9 on Windows 7
  • IE10 on Windows 7
  • IE11 on Windows 11
  • IE10 on Windows 8
  • IE11 on Windows 8.1

対応している仮想マシンは次のとおり。

  • Hyper-V on Windows Server 2012
  • Hyper-V on Windows Server 2008 R2 SP1
  • Hyper-V on Windows 8 Pro
  • Virtual PC on Windows 7
  • VirtualBox on Windows
  • VMware Player on Windows
  • VirtualBox on Mac OS X
  • VMware Fusion on Mac OS X
  • Parallels on Mac OS X
  • VirtualBox on Linux

仮想マシンイメージファイルはRARで圧縮された状態になっている。自己解凍形式のバイナリファイルになっているため実行することで仮想マシンイメージファイルを取り出すことができるほか、unRARユーティリティを使って明示的に解凍することも可能。

仮想マシンイメージファイルを仮想化アプリケーションにインポートして実行すると、ディスクトップ背景にユーザ名とパスワード、FAQなどが記載された壁紙が表示される。使用には期限があるため、仮想マシンをインポートした状態でいったんスナップショットを作成し、期限が切れた場合や環境に変更を加えた場合などにすぐに差し戻せる状態にするといったティップスなどが壁紙に掲載されている。

IE11仮想マシン実行例(VirtualBox)

IE11仮想マシン実行例(VirtualBox)

IE11仮想マシン実行例(VirtualBox)

IE11仮想マシン実行例(VirtualBox)

IE11仮想マシン実行例(VirtualBox)

IE11仮想マシン実行例(VirtualBox)