Internet Security - Trend Micro |
トレンドマイクロのセキュリティブログに掲載された記事「なぜ Windows XP を使い続けてはいけないのか? 2013年の攻撃事例から考える」が、来年4月にセキュリティサポートが終了するWindows XPを使い続けることの危険性を伝えた。サポート終了後のWindows XPは問題があることがわかっていても修正が提供されないためゼロデイ攻撃状態になること、古いソフトウェアほどセキュリティ的に脆弱であること、攻撃者はこういった環境を好んで攻撃すること、などが説明されている。
Net Applicationsの報告によれば2013年11月におけるWindows XPのシェアは31.22%。下落傾向が続いているとはいえ下落幅は小さく、依然として大きな存在感を持ち続けている。この傾向が続くのであれば2014年4月以降もかなりの台数のWindows XPが現役のマシンとして稼働することになり、攻撃対象の主要候補となる可能性が高い。
記事ではより新しいバージョンのオペレーティングシステムへバージョンアップすることが根本的な対策であると説明しつつ、どうしてもバージョンアップに間に合わないといった場合には最低でもWindows XPのマシンはインターネットには接続しないといった対応を取ること、可能であればセキュリティ対策ソフトウェアを導入することなどを推奨している。