日立ソリューションズは28日、トレンドマイクロと、Amazon Web Servicesが提供するクラウドサービスであるアマゾン ウェブ サービス(AWS)上のシステム向けのセキュリティ事業で協業すると発表した。
同協業において日立ソリューションズは、ウイルス対策、ファイアウォールやIDS/IPS(不正侵入検知システム・不正侵入防御システム、仮想パッチ)、ファイルの変更監視など、サーバセキュリティに必要な機能を実装している、トレンドマイクロの総合サーバセキュリティソリューション「Trend Micro Deep Security」を採用。セキュリティコンサルティングからセキュリティを強化したシステムの構築、運用監視、サイバー攻撃への対処支援まで、AWS上のシステム向けセキュリティサービスを、12月2日からトータルに提供する。
また、これにより、企業は、AWSのスケーラビリティやコストメリットを損なわずに、自社のセキュリティポリシーと整合性の取れたセキュリティ要件を満たすシステムをAWS上に構築・運用することが可能となる。
なお、日立ソリューションズは「Amazon Web Servicesのための運用支援サービス」のメニュー拡大として、実現するべきシステムにとって適切なセキュリティ対策を提案するセキュリティコンサルティング、システムへの擬似攻撃のツールなどにより、精度の高い診断を実施する脆弱性診断、「Trend Micro Deep Security」を採用し、ウイルス対策、ファイアウォールやIDS/IPS(仮想パッチ)、ファイルやレジストリの変更監視、セキュリティログ監視機能を提供するシステムのセキュリティ対策などを提供する。
なお、メニュー価格は、インフラおまかせパック(監視サービス、バックアップサービス)が、月額2万1,000円~/サーバ利用台数、インフラおまかせパックライト(監視サービス)が、月額1万500円~/サーバ利用台数。 オプションとして、サイト監視サービスが、月額5,250~円/URL数、セキュリティ強化サービスが月額1万5,750~円/サーバ利用台数、コンサルティングサービス、運用代行サービス、障害復旧支援サービスがいずれも個別見積もりとなっている。