富士通マーケティングとブランドダイアログは、SaaSビジネスにおいて協業を開始したことを発表した。中小市場においてシェアが拡大しているブランドダイアログのアプリケーションスイート「Knowledge Suite」を中心に、中小市場向けSaaSビジネスの拡大を推進するという。
Knowledge Suiteは、マルチテナントでグループウェア/ワークフロー/SFA/CRMの機能を持つSaaS型統合アプリケーションである。機能の部分利用や短期間での導入が可能であり、2010年のリリース以来、2,500以上の企業で導入されている。
今回の協業では、拡大が見込まれる中小SaaS市場において市場・商品・営業面で戦略を共有化し、ビジネスを推進する。具体的には、FJMが強みを持つ基幹系や業種別システムと、Knowledge Suiteの連携力を活かした情報系SaaSの提供スタイルを確立するという。さらに、顧客からの問い合わせ対応やデモ、ソリューション提案に至るまで、Webを通じて実施可能な提供モデルを構築することにより、中小SaaS市場への訴求力を高めるとしている。