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Opera’s newest Web browser introduces a new technology platform. |
Opera Softwareは、Opera Developerの最新版となる「Opera 19 Developer」を公開した。Opera 19 Developerではパワーユーザ向けに新しく「Advanced settings」という設定項目が追加されており、ハードウェアアクセラレーションが可能な環境ではアクセラレーション機能を有効にするかどうかを設定できるようになった。また、Mac OS X Mavericksにおけるバグも修正されている。
Opera 19 Developerの主な注目ポイントは次のとおり。
- パワーユーザ向けのAdvanced settingの導入
- テーママネージャにおけるテーマ作成機能の追加(デフォルトでは無効化。about:flagsから機能を有効化すると使用できる)
- Mac OS Xにおけるバグの修正
- chrome.proxy APIの移植
- Adobe Flashプレーヤ関連のバグの修正
Opera Developerは開発チャンネルであり、Opera 19 Developerにもすでにいくつか既知の問題がある。まず、マウスジェスチャーが適切に動作しないほか、ポルトガル語のサイトでレンダリングクラッシュが発生する問題がある。また、Facebookで写真データやビデオデータをポストした場合にページがトップまでスクロールされる問題がある。またスピードダイアルエクステンションもコンテンツを表示しないという問題がある。Opera Developerは新機能の開発などに活用されているチャンネルで、安定版が欲しい場合にはStable版の採用が推奨される。