クラウディアンは23日、インテル コーポレーションが展開する投資部門 インテル キャピタルより投資を受けたと発表した。投資の詳細は未公開。

クラウディアンは、米国、日本、中国に拠点を有するクラウドストレージソフトウェア製品を専門とするソフトウェア開発提供企業。パッケージソフトウェア「Cloudian」などをの提供を行っている。

同社によると、インテル キャピタルによる今回の投資は、Cloudianの販売とサポート力を強化し、グローバル規模で成長するエンタープライズ・ストレージ市場、およびサービスプロバイダー市場における事業拡大に利用される予定だという。

クラウディアンの共同創立者でCEOのマイケル・ツォー氏は、「Cloudianは、オンプレミスのオブジェクトストレージとS3アプリケーション・エコシステムのパワーをエンタープライズ企業とマネジド・サービスプロバイダーのIT専門家にとって身近なものとします」とコメントしている。

また、インテル キャピタル アジアパシフィック マネージング・ディレクターのスディア・カッパム氏は、「クラウドストレージ、特に非構造化データは、爆発的に増加を続けています。Cloudianは、その拡張性、信頼性、そして、価格性能比に優れたオブジェクトストレージ技術により、企業分野での高性能なデータストレージの需要拡大において、優れた競争力があると考えています。インテル キャピタルは、我々の持つグローバルなネットワークと技術的な専門知識により、Cloudianの成功を支援していきます」とコメントしている。