富士ゼロックスは10月21日、グラフィックアーツ市場向けに「D136 Light Publisher」、プリティングシステム市場向けに「D136 Printer」を発表した。どちらも11月18日に発売する。
D136シリーズは、既存の「D125シリーズ」の上位機種にあたり、高速/大容量出力業務向けに生産性・信頼性・耐久性を向上している。また、省エネ性能に優れて目にやさしく読みやすい低グロストナー「EA-Eco LGK トナー」を採用し、グラフィック系出力から基幹業務出力までの多種多様なモノクロ出力用途のニーズに応えるとしている。
D136 Light Publisherは、片面・両面とも136ページ/分のコピー・プリント出力、最大9080枚の大容量給紙トレイを備えている。ステープル・パンチ・紙折りなどのフィニッシャーオプションにより、コピー・プリント業務の高速・大量出力・後処理加工が可能だという。
さらに、後処理機には中とじ、二つ折りを加えたフィニッシャーに、小口断裁・背折りを実現するトリマー/スクエアフォールドを用意しており、これによって綺麗な小口断裁や、膨らみを抑えた背折りの出力物が一括で処理できる。
オプションで、プロダクションプリンターで実績のあるFreeFlow Print Serverを採用。プリント業務ごとの部数・カラーモードなどの異なる条件設定ができ、再プリント指示や面付け設定、カラーマネジメントなどプリントジョブへの各種設定が簡単に行える。
D136 Light Publisherが1100万円(税別)、同FFPSモデルが1480万円(同)。D136 Printerは1200万円。