Mozilla Japanは10月18日、Firefox OS搭載スマートフォン「ZTE Open」を、eBayを通じて日本を含むアジア・オセアニア地域で発売すると発表した。

ZTE Openはすでに、英国および北米で8月中旬より発売されている。今回の販売地域拡大は、より多くの地域の開発者およびユーザに体験してもらうためとしている。

今回新たに販売対象となった地域は、日本や韓国、インドネシア、台湾、シンガポール、マカオ、マレーシア、フィリピン、タイ、ベトナム、ラオス、ブルネイ、オーストラリア、ニュージーランド。

出荷されるZTE Openは、英語版となっており、価格は79.99ドル(関税・送料を除く)。対応周波数帯域は、HSDPAの850/1900/2100MHz帯。

今回出荷されるZTE Openには、新たにfastboot機能が追加されている。具体的には、公開されているFirefox OSのソースコードを開発者自身がカスタマイズし、独自にビルドしたOSイメージを、端末上のFirefox OSと置換できる機能となっている。