JR東日本は10月25日から、秋田新幹線の一部車両で、タブレット端末を活用したデジタルコンテンツサービスのトライアルを実施すると発表した。

同社は7月から9月にかけて、東京駅でタブレット端末を使ったトライアルを実施しており、秋田新幹線でのトライアルはその第二弾となる。今回のトライアルでは、車内でデジタルコンテンツ視聴用の端末を無料で貸し出し、電子書籍や映画などのコンテンツを提供する。

タブレット端末の画面イメージ

提供コンテンツは、電子書籍では「るるぶ情報版」や「日経TRENDY Lite版」、新幹線車内誌のバックナンバーである「トランヴェール」、映画では洋画1タイトル、邦画4タイトル程度と、温泉を特集したテレビ番組などが予定されている。

このほか、10月1日から実施されている観光キャンペーン「秋田デスティネーション」の関連コンテンツや、「E6系特集」「映像で見る東京駅保存復原」といった鉄道系コンテンツも提供され、ゲームも楽しめるという。

トライアルの実施期間は2013年12月24日までの予定で、対象列車はスーパーこまち 東京発・秋田着の一部。大宮~秋田間が実施区間となる。対象座席はグリーン車で、普通車は対象外。