NTTアイティは、クラウド型音声サービス「VoiceMall」の「SMS配信パッケージ」に、新たに「ダイレクト型サービス」を加え、12月2日より提供を開始すると発表した。
本サービスは、コールセンターのオペレータ等が、顧客からの問い合わせに対する回答や紹介したい情報を電話で伝える代わりに、顧客の携帯電話やスマートフォンにSMS(ショートメッセージサービス)で提供するサービス。
従来の「IVR連動型サービス」に、今回新たに「ダイレクト型サービス」を追加したことにより、IVR(音声自動応答)による一次応対からコールセンター業務まで、あらゆる場面でSMS配信をワンストップで提供する。
NTTドコモ、au、ソフトバンクの主要3キャリアに対応し、スマートフォンや、らくらくホン等の端末も利用でき、現在使われている携帯電話の約96%以上をカバー。さらに、送信元(From)電話番号の設定、SMS配信結果(未達時の理由を含む)の確認、auの安心ブロック機能に対応している。
なお、SMSの配信には、NTTメディアクロスの「空電(からでん)プッシュ」を利用。空電プッシュは、各携帯キャリアと直接送信契約を締結、また総務省から電気通信サービスとしての認可も得ているため、他社サービスに比べて信頼性が高く、安心して利用できる。
サービスの価格は、初期費用(設備初期設定)が10万円(カスタマイズが必要な場合は別途)、月額基本料が8万円、SMS配信料(1カ月の配信件数)が50円/通。
なお、11月1日から11月29日まで「SMS配信パッケージ」の初期費用(カスタマイズ費等を除く)が半額になる、「SMS配信パッケージ初期費用半額キャンペーン」を実施する。