Webアンケート作成ツールを提供するSurveyMonkeyは18日、設問作成の支援ツール「質問バンク」の日本語版を提供開始したと発表した。

設問作成の支援ツール「質問バンク」

「質問バンク」は、同社内で方法論を検討しているチームが、さまざまなアンケート設問を分析し、人気で汎用性のある質問項目を、より方法論的に正しい形に整え、日本語で提供される。

同サービスは無料アカウントからも利用可能となっており、人事、イベント、マーケットリサーチ、教育、顧客フィードバック、人口統計といった6つのアンケートカテゴリを有す。質問数が300あり将来的には1500ほどの質問数にする計画としている。カテゴリ選択やキーワードで検索することができる。また、質問と回答選択肢のレコメンドをワンセットで表示でき、レコメンドされた質問と回答選択肢の一部文言をカスタマイズすることができる。

同社は現在世界中で1500万人以上のユーザーが利用し、新規登録が増えている。SurveyMonkey CEO デイブ・ゴールドバーグ氏は、「サービス利用者が個人向けからエンタープライズの企業向けにシフトしている」と言及。「日本支社の設立などを視野に入れながらビジネスを展開していく」としている。また昨今話題にあがる収集した情報の2次利用について、「ユーザが集めたデータはユーザのもので他人に利用されるリスクはない」とデイブ氏は強調した。