キンコーズ・ジャパンは9月17日、3Dプリンティングサービスの提供を開始した。
3Dプリンティングサービスは3DCADや3DCGデータから立体を造形する「3Dプリント」と、3Dデータがなくても利用できる「3Dフォトレリーフ」の2種類。いずれもWebサイトから24時間注文することができる。
3DCADや3DCGデータから造形できる3Dプリントでは、高品質なプラスチックで造形する「樹脂タイプ」と、カラーの立体造形が可能な「石膏タイプ」を提供。パーツの試作のほか、建築模型やフィギュアなどの造形が行える。また、樹脂タイプには16 / 29 / 32ミクロンの3モードの積層ピッチが用意されており、品質や時間を考慮して自由に選択することができる。
3Dフォトレリーフはデジタルカメラのデータだけで製作することが可能で、立体造形に関する知識や3Dデータがなくても簡単に利用できる。3Dフォトレリーフでは、立体的な仕上がりになる「カラータイプ」と、裏側から照明を当てると陰影が浮かび上がる「透光タイプ」のレリーフが提供される。レリーフのサイズは、「ハガキサイズ(100×148mm)」「2Lサイズ(127×178mm)」「A4サイズ(210×297mm)」の3タイプが用意されている。
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3Dフォトレリーフ(カラータイプ) |
3Dフォトレリーフはオンラインのほか、東京・横浜エリアの店舗でも受付を行っている。