アシストは、2013年2月より提供しているサーバアクセス管理ソリューション「特権ID管理ソリューション」をより強化し、様々な業務システムの特権ID棚卸業務をエージェントレスで自動化する「ID棚卸機能」を提供すると発表した。

「ID棚卸機能」システムイメージ

「特権ID管理ソリューション」は、特権IDの管理、運用の負荷軽減、不正行為や情報漏えい防止のために、業務サーバへアクセスする特権IDのパスワードを承認フロー経由で貸し出し、利用者にパスワードを通知せずに自動ログインさせることで不正ログインの可能性を排除するサービス。

アシストは今回、3月に発表したモジュール「ID棚卸キット」を利用し、特権IDの棚卸作業の効率化を図る「ID棚卸機能」を提供。本機能では特権IDサーバと各業務サーバから特権ID情報をエージェントレスで自動収集し、特権IDの突合せ作業を自動的に実施することで、不正作成、削除忘れ、休眠状態の特権IDを発見し不正利用を防止する。

また、監査対応で必要なID棚卸業務を効率的に実施でき、セキュリティ・レベルの維持にも有効となる。これにより、より強固なリスク・コントロールを実現するだけでなく、顧客企業の状況に応じて段階的に特権ID管理を強化していくことが可能となる。

アシストは今後も、幅広い顧客ニーズに合致し、セキュリティ強化と負荷軽減の両方を実現するセキュリティ・ソリューションを展開していく。