次世代ウェアラブルデバイスを開発するTelepathy、500万ドルの資金調達

次世代ウェアラブルデバイスを開発するテレパシーは、ファーストハンド・テクノロジー・バリュー・ファンド・インクから総額500万ドルの投資を受けたことを発表した。

テレパシーは現在、リアルタイムに写真や動画などを共有しながらコミュニケーションがとれるウェアラブルデバイス「Telepathy One」を開発中。Telepathy Oneはマイクロカメラやマイクロプロジェクションユニット、ワイアレス通信モジュールなどの機能を搭載しており、ユーザーの目前に投影される仮想ディスプレイを通じてソーシャルコミュニケーションを楽しめるようになっている。

同社はこのほどの資金提供に伴い、米国カリフォルニア州サニーベールに研究開発拠点を開設。今後は優秀なエンジニアの雇用に力を入れ、2013年秋に予定されている「Telepathy One」のSDK限定公開、および2014年の製品発売を目指して開発を進めるとしている。

ファーストハンド・テクノロジー・バリュー・ファンド・インクは、カリフォルニア州サンノゼに拠点を置くテクノロジー投資ファンドで、世界各地の有望なテクノロジー企業へ積極的に投資を行っている。TwitterやFacebookなどにも投資しており、2013年6月時点でのファンド規模は200億円以上。