アシストは、オラクルの高可用性データベースとハードウェアを一体化したエンジニアド・システム「Oracle Database Appliance」向け高性能バッチ・オプション「Batch Turbo Option for Oracle Database Appliance」の提供を8月20日より開始すると発表した。

「Batch Turbo Option for Oracle Database Appliance」イメージ図

本オプションは、データベースから独立して搭載される高性能バッチ処理エンジンにより、バッチ処理プログラムのソート、データの突き合わせ、集計などを自動的に並列化することができる。そのため、JavaやPL/SQLで作成された65分のバッチ処理を10分に短縮、8時間の夜間バッチ処理が2時間で終了するなど、5倍以上の高速化を実現するという。

また、GUIでバッチ処理フローを作成するだけで複雑で高度な並列バッチ処理を実装できるため、28時間かかったプログラムが5時間で開発できるなど開発生産性も5倍以上に向上するという。

「Oracle Database 11g Enterprise Edition」専用に開発されたエンジニアド・システム「Oracle Database Appliance」に「Batch Turbo Option for Oracle Database Appliance」を組み合わせることでデータベース・システムの短期構築と運用コストの削減を実現。導入や管理の手間とコストを大幅に削減することに加え、複雑なバッチ処理の高速化が実現することにより「Oracle Database Appliance」の性能をさらに高める。

販売価格は、295万6,800円(税別)から(価格は4コア)。