パナソニック システムネットワークスは、創エネと蓄エネの機能を併せ持つ省スペース・小型・軽量の屋外型の電源装置として、「屋外インフラ用創蓄連携装置(AF-XD2100010)」を2013年10月に発売すると発表した。

「屋外インフラ用創蓄連携装置(AF-XD2100010)」

同製品は、リチウムイオン電池の採用と内蔵機器の構成等により小型(幅570mm×奥行き295mm×高さ965mm)・軽量化を実現しながら、蓄電容量2.7kWh、出力電力100Wを実現。また、従来のEV用鉛蓄電池で2.7 kWh蓄電をする場合に比べて、同社比較で体積を15%減、重量を1/2と大幅な削減を実現した。

また、商用電源、太陽光電源、リチウムイオン電池の連携で創エネと蓄エネ機能を兼ね備え、万が一の非常時にも設備機器などを継続運用できる。

「商用電源、太陽光電源、リチウムイオン電池による創・蓄連携のエネルギーシステム」概要

また、同社独自の制御技術により、充放電回数4000サイクルで約10年の長寿命化を実現し、メンテンスも容易で、屋外環境にも対応した設計のため特別なハウジングを必要とせず、設置場所を選ばない。加えて、PoEでのDC給電が可能なため、ネットワークカメラ、Wi-Fi、防災無線など他の機器とのシステム構築がより簡単に行える。