Fedora 19登場 - コード名「シュレディンガーの猫」

Fedoraプロジェクトは7月2日(米国時間)、Fedoraの最新版となる「Fedora 19 Schrodinger's Cat」を公開した。デフォルトで提供されるのはGNOMEをベースとしたバージョン。32ビット版と64ビット版の双方が用意されている。KDEベース、LXDEベース、XfceベースのバージョンもSpin版として提供されており、それぞれ32ビット版と64ビット版が用意されている。「Fedora を入手」からダウンロード可能。

「Fedora 19 Schrodinger's Cat」ではデフォルトのデータベースがMySQLからMariaDBへ変更されたほか、3Dプリンタに関するソフトウェアが追加されている点が目をひく。デフォルトのFedora 19はGNOME Shellを採用しているため、従来のスタイルのUIを好む場合には、KDEやLXDE、XfceをベースとしたSpin版も候補として検討できる。今回のリリースはほぼスケジュール通りに進められており、想定されていた機能が実現されている。