ニールセンとサイバーエージェントは6月28日、コミュニケーション系サイトの利用目的や意識、広告・コンテンツ接触後の行動に関する調査結果を発表した。同調査は両社が共同で実施したもので、主要なコミュニケーション系サイトを3ヵ月以内に利用した人を調査対象としている。

発表によると、PCでもスマートフォンでも利用目的別にWebサイトが使い分けられているという。PCでは友人の近況をチェックする際にはFacebookやmixi、Twitterが利用され、スマートフォンでは知人との連絡手段としてLINEが利用される傾向がある。また、著名人や第三者の意見や近況を知る目的においては、PC、スマートフォンともにAmebaやTwitterの利用率が高い。

利用用途別の利用サイト(発表資料より)

「知りたい・調べたい情報を得るため 」「面白い情報・お得な情報を得るため」に利用されるWebサイトを尋ねた質問では、どちらの場合もTwitterの利用率が最も高いという結果になっている。

情報収集に利用されるWebサイト(発表資料より)

Webサイトのコンテンツや掲載されている広告接触後の意識、行動に関する調査も行われており、全体的にはFacebookが最も商品の認知や向上に貢献していることがうかがえる。また、既婚女性を対象としたデータをみると、「商品やサービスを知った」「商品やサービスに興味・関心を持った」「さらに検索やブログなどで商品やサービスの評判や口コミを調べた」といったWebサイトとして、いずれもAmebaがトップとなっている。

コンテンツ、広告への接触後の意識、行動(発表資料より)

既婚女性のコンテンツ、広告への接触後の意識、行動(発表資料より)