早稲田大学 産学官研究推進センター インキュベーション推進室と、ゼンリンデータコムは、学生に起業家精神を浸透させる為のイベントとして「第一回早稲田大学アプリケーションプログラムコンテスト」を行うと発表した。

このコンテストでは、早稲田大学の学生チームや、早稲田大学と他大学の学生との混成チームが、一定期間内で与えられたテーマにあったアプリケーションとビジネスプランを作成。その後、作成したアプリケーションとビジネスプランについてはオンラインでのプレゼンテーションを実施し、他学生などの評価を受ける事で、ユーザーやマーケットを考慮したアプリケーション開発の重要性を体験すると共に、起業家精神の涵養を目的としている。

他学生からの評価については早稲田大学で使用しているコンテンツ共有プラットフォーム Waseda-net Commonsを利用する。

今回のコンテストでは「位置情報を使ったサービスの開発」をテーマとし、ゼンリンデータコムが「いつもNAVI」のAPIを期間中無償解放する事で、位置情報関連のサービスの開発が可能となる。

また、審査委員には早稲田大学教員、ゼンリンデータコム関係者だけでなく、ベンチャー起業家、ベンチャーキャピタリスト等、各界のベンチャー支援者に参加してもらい、優秀なプランについては今後、事業化や起業を含めた支援を行うことも視野にいれているという。

開発期間は2013年7月~2014年1月上旬で、一次審査締切は2014年1月上旬、最終発表会は2014年2月28日を予定している。