GMOペイメントゲートウェイ(GMO-PG)は、2012年10月に設立したシンガポール子会社GMO Payment Gateway, PTE. LTD.(以下、GMO-PGシンガポール)を通じて、海外決済サービス「GMO-PG Global Payment」の提供を2013年10月上旬より開始すると発表した。

「GMO-PG Global Payment」提供イメージ

同サービスは、日本から海外各国へ進出しEコマース、ゲーム・デジタルコンテンツ販売等を行う非対面ビジネス事業者向けに、海外各国で最も利用されている現地通貨での決済サービスをシングルインタフェースにて提供するもの。

2013年10月より、シンガポール・マレーシア・インドネシア・タイ・香港・台湾などの東南アジアや東アジアを中心に、順次サービスを展開していく予定となっており、GMO-PGシンガポールと東南アジア各国に展開する主要な決済代行事業者とのビジネス・アライアンスにより実現する。

サービスの特長は、GMO-PGが準備する「GMO-PG Global Platform」のAPIを顧客のサービスのシステムに組み込むことで、海外各国の決済手段を利用。顧客が独自に各国の決済代行会社の調査から交渉、契約、システム接続などを行う必要なく、顧客の海外現地法人がGMO-PGと契約するだけで、各国の決済手段を、その国で最も利用されている各種決済手段を提供する。

また、各国に現地法人や支店を設置し、日本語での交渉から運用サポートまで支援。サービス利用各国の現地通貨で売上金を入金するため、為替変動の影響や海外への送金手数料負担などを受けない。

さらに、決済サービスの提供にとどまらず、各国の現地事業者とタイアップして、顧客のサービス展開に最適なソリューションを提案する。