大日本印刷(DNP)は6月5日、NTTドコモとシステム販売パートナー契約を締結し、タブレットデバイスやスマートフォンなどを利用して業務を改善するソリューションの導入をトータルに支援するサービスを開始した。

発表によれば、スマートフォンやタブレット端末の業務利用が進んでいるものの、アプリの設定やメンテナンスについては事業者のみが行い、ユーザー企業の負荷が高まっていた。また、アプリやシステムなどを業務に合わせてカスタマイズしたり、実運用に合わせて新規開発したりするには、別の企業に発注する必要があった。

今回のサービスによってDNPは、NTTドコモのタブレット端末やスマートフォンの販売だけでなく、ソリューションの企画・開発、端末のメンテナンスや管理業務などをトータルに行い、企業での業務利用を総合的にサポートする。具体的なサービス内容は次のとおりだ。

・各種端末の販売、初期設定やアプリのインストールなどを行なうキッティングサービス、各種端末、アプリ、システムなどの保守
・各種端末の業務利用導入に関するコンサルティング
・各種端末を活用したソリューションやアプリの企画・開発
・タブレット端末向けコンテンツ編集・配信サービス「SmartSignage」の提供