FreeBSD - The Power To Serve

FreeBSDの仮想マシンディスクイメージの配布が開始された。FTPサイトからダウンロード可能。現在のところFreeBSD 10-CURRENTおよびFreeBSD 9-STABLEのインストール済みディスクイメージが配布されている。対応しているアーキテクチャはamd64版およびi386版。イメージは1週間ごとに最新版へアップデートされる見通し。VMwareやViarutlBoxで利用できるVMDK形式と、QEMUで利用できるQCOM2形式が用意されている。

配布されているディスクイメージはxz(1)圧縮が実施されており、137MB程度。展開すると770MBほどになる。仮想ディスクとしては10GBの仮想ディスクとして実装されており、パーティションは3つに区切られている。1つ目はブートコードの領域、2つ目はスワップ領域(1GB)、3つ目はファイルシステム領域(9GB)となる。

各アーキテクチャの最新版ISOは各ブランチごとにデイリーでFreeBSD Daily Snapshotsにおいて公開されている。今回公開が開始された仮想ディスクマシンは、インストールの手間すら省いて最新版を試したいという場合に活用できる。

VMware Fusion 5.0.3で利用するサンプル - 新規仮想マシンの作成で「ディスクを使用せずに続行」を選択

インストールメディアとして「既存の仮想ディスクを使用」を選択

ダウンロードしてきたファイルはxz(1)圧縮されているので、展開しておく。拡張子はvmdk

用途に応じてディスクフォーマットの変換を実施

OSとしてFreeBSDを選択

仮想マシンを起動するとFreeBSDが起動してくる

FreeBSD 10-CURRENTログインプロンプト

rootアカウントにてログイン可能

仮想ディスクとしては10GBのディスクとして設定されている

パーティションは3つ。スワップ1GBのファイルシステム9GBに設定されている