富士ソフトは、クラウド上の認証サーバーでMicrosoft Office 365(以下、Office 365)のシングルサインオンを可能にする、統合認証サーバー「ADFS on Azure(エーディーエフエス オン アジュール)」サービスを5月30日より開始すると発表した。
「ADFS on Azureによる認証サービス」システム構成イメージ図 |
通常、Office 365を利用する場合、社内ドメインのログインとサービスのログインを別々に行う必要があるが、同サービスの導入により、多重ログインが解消され、利用者は簡単にシングルサインオンが可能となる。
サービスは、クラウド上にあるため、従来のオンプレミス型よりも、短期間での導入、作業の軽減、サーバー購入/保守費用が軽減できる。
価格は、初期構築費用が120万円。1,000IDまでが月額10万円、1,001から5,000IDが月額20万円、5,001から10,000IDが月額30万円、10,001から15,000IDが月額40万円、それ以上については別途見積。販売目標は、2013年度で1,700万円を目標としている。
富士ソフトはOffice 365の導入、システム構築から運用サポートまで一貫したサービスを提供しており、また、今後もマイクロソフト製品関連ビジネスのより一層の拡大を図るとともに顧客の生産性向上に取り組んでいく。