MariaDB, a drop-in replacement for MySQL with enhanced features and patches. |
5月23日(米国時間)、MariaDBの最新安定版となる「MariaDB 5.5.31」が公開された。「MariaDB 5.5.31」は主にバグ修正を実施したリリース。バグ修正以外で注目される変更点は次のとおり。
- Percona Server-5.5.30-rel30.2からXtraDBを同梱
- クエリキャッシュの内容を表示できるQUERY_CACHE_INFOプラグインを同梱(α版)
- Windows向けにMariaDB MSIパッケージの提供 (最新のHeidiSQL 8.0を含む)
- FusionIO/directFSアトミック書き込みのサポート
MariaDBは元MySQL主要開発者がMySQLをベースにスピンアウトして開発を継続しているデータベース。ソフトウェアの中立性や将来性などを好むLinuxディストリビューションはMySQLからMariaDBへの移行を進めており、これまでFedora、openSUSE、Arch Linux、SlackwareなどがデフォルトのデータベースをMySQLからMariaDBへ変更している。