リアルコムは5月7日、「Nintex Workflow 2013」日本語版を、同日より提供開始すると発表した。1月より英語版のみ提供されていたが、今回日本語版の提供も開始する。
「Nintex Workflo2013」は、MicrosoftのSharePoint Server 2013のワークフロー機能を拡張するアドオンツール。SharePoint上でワークフローデザイナーを利用できるため、ユーザーはブラウザーベースでワークフローの作成することが可能。
用意されているワークフローアクションを組み合わせてることで、シンプルなワークフローからシステム連携を行うワークフローまで設定レベルで作ることができる。
また、申請フォームにInfoPathも利用することができるため、Notesで作成していた複雑なフォームやフローを持つアプリケーションの移行に対応する。
ライセンスには、「Standard Edition」と、「Enterprise Edition」があり、価格は、「Standard Edition」が150万円から、「Enterprise Edition」が250万円からとなっている。
なお、SharePoint 2013では2つのワークフロープラットフォームが利用可能で、今回提供するNintex Workflow2013 v3.0は、SharePoint Workflow Foundationのみに対応しているが、SharePoint 2013から採用されたワークフローマネージャーには、2013年の夏以降にリリース予定の次バージョンで対応を予定しているという。また、SharePoint 2013ベースのSharePoint Online/Office365に対応するNintex Workflow Onlineの開発も進行中で、こちらも2013年夏以降にリリースを予定しているという。