Microsoft Corporation

Microsoftは4月30日(米国時間)、Openness@Microsoftにおいて、これまでMicrosoftとSUSEの間で協力してきた事業を拡大し、「Windows Server 2012 Hyper-V」と「SUSE Cloud」の統合サービスを提供していくと発表した。Windows環境とLinux環境の双方をサポートする従来の取り組みを拡張するもので、Hypver-VとSUSE Cloudとのより進んだ連携が提供される。

SUSE Cloudベースを構築されたプライベートクラウドインフラストラクチャにおいてWindows Server Hyper-Vワークロードを実行できるようになり、プライベートクラウド全域に渡ってワークロードのディスパッチが可能になる。仮想化インフラにHyper-Vを採用し、クラウド環境にSUSE Cloudを採用することで、管理の容易性とプラットフォームとしてのオープン性の双方が提供されることになる。

MicrosoftはHyper-Vで動作するゲストOSのサポートを強化する取り組みを進めており、SUSEとの協力強化もそうした取り組みの一環。