日本ユニシスは、4月26日から5月6日までインテックス大阪で開催される「'13食博覧会・大阪」で、カメレオンコードと呼ばれる2次元カラーコードを活用した、O2Oサービスのテストマーケティングを実施すると発表した。

カメレオンコードは、シフトが開発した、シアン・マゼンダ・イエロー・ブラックを基本色とした複数同時認識が可能な2次元カラーコード。QRコードのように接写する必要がなく、離れた場所からスマートフォンなどの端末をかざすだけで現在位置などの情報を読み取ることができる。

「カメレオンコード」イメージ

本技術は、カメレオンコードとスマートフォンの組み合わせで、バーコードやQRコードを読み取るための距離といった問題を解決し、ショッピングモールや駅の地下街などのGPSの利用ができないエリアで、利用者への新たな価値創造や企業への新たなビジネスを提案する。

「2次元カラーコードを活用したO2O」サービス活用例

日本ユニシスは、このカメレオンコードの特性を生かし、屋内位置情報の提供と電子クーポンやポイントサービスとの連携やEコマースへの誘導、トレーサビリティといったさまざまなシーンでの利用を想定。カメレオンコード活用の第一弾として、GPSの利用が困難な屋内で開催される'13食博覧会・大阪」での位置情報サービスと、電子クーポンなどのお得情報の配信やポイントラリーなどのO2Oサービスのテストマーケティングを実施する。

来場者は、スマートフォンアプリ「食博ナビ」を通してカメレオンコードを読み取ることにより、ブース情報や電子クーポンが入手できるだけでなく、待ち時間を楽しむためのスロットなどのミニゲームやスタンプラリーといったサービスを利用することができる。

「’13食博覧会・大阪」で提供される「2次元カラーコードを活用したO2O」サービス