サイバネットシステムは4月19日、サイバネットクラウドで既に提供している「PC&モバイル管理サービス」のオプションに「セルフリモートワイプ」を追加することを発表した。サービスの価格は1デバイスあたり月額300円(税別)、企業専用番号オプションは月額8,000円(税別)。別途基本契約が必要。
本サービスはエス・アンド・アイが提供する「sactto!リモートワイプ」を利用しており、「PC&モバイル管理サービス」の契約者はスマートフォン、タブレットなどのスマートデバイス登録情報を一括で本サービスに登録できる。
本サービスでは盗難・紛失に気付き次第、利用者自身がリモートワイプ実行の専用番号に電話をかけ、ユーザーIDとパスワードを入力するだけでスマートデバイス内に保存していたデータが消去され、工場出荷時の状態に戻ると同時に通信回線停止まで行われる。ただし、回線停止が行われるのはSoftBank及びauのスマートデバイスのみ。
リモートワイプが実行された場合は、実行結果が利用者上長やIT管理者など、あらかじめ登録された管理者にメールでの通知が行われる。一括でスマートデバイスの管理を行えることから、管理者の負荷低減と高いセキュリティレベルの両立が可能となる。