Google Analyticsが提供するサイト速度計測機能「Site Speed」を用いて、ユーザーが体験している速度を調べたもの。2012年と2013年のデータ(平均値と中央値)を比較している。

デスクトップは2012年から若干の改善にとどまった。読み込み時間は2012年が平均値約7秒、中央値約3秒だったのに対し、2013年は平均値は7秒を切り、中央値は3秒弱と短縮した。

一方のモバイルでは、2012年の平均値が10秒を上回っているのに対し、2013年は5秒を切った。中央値は7秒強だったのが2013年には3秒強となり、約30%短縮された。高速化につながった要因について、ブラウザと端末の処理能力が改善したほか、LTEなどモバイルネットワーク側の進化も影響しているとGoogleは説明している。

地域別にデスクトップとモバイル、それぞれの読み込み時間(中央値)を見ると、日本はデスクトップは1.9秒でスウェーデンに次いで2位。モバイルでは3秒で、トップの米国に次ぎ2位となっている。なおデスクトップの1.9秒は、2012年と変わっていないが、モバイルの3秒は前年から14.29%改善した。

Webサイトはデスクトップ、モバイルともに2012年より高速に

モバイルのページ読み込み時間は、2012年の3~7秒から、2013年には1~3秒とピークが移行した