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Linuxファウンデーションは4月14日(米国時間)、XenプロジェクトをLinuxファウンデーションの「Collaborative Project」として認定すると発表した。XenはLinuxカーネル3.0から、Linuxカーネルにパッチを適用することなく利用できるようになった。CitrixのサポートするプロジェクトからLinuxファウンデーションがハンドリングするプロジェクトになったことで、より一層の普及が見込まれる。
Linuxのデフォルトの仮想化技術としてはKVMに勢いがある。しかし、実際に普及している数という面ではXenの方が広く使われていると推定されている。今回、Linuxファウンデーションの元にXenが加わったことで、より中立性の高い仮想化技術としてKVMとXenが同じ立ち位置になったことになる。
Linuxファウンデーションはどちらの技術も推進していく見通し。どちらか一方の技術に傾けるのではなく、常に複数の選択肢がある方が健全であるとし、選択性をもたせることが重要だとしている。