ゼンリンデータコムとダイマーズラボは4月4日、ユーザーの行動分析をベースにしたO2O(online to offline)事業への取り組みを開始したことを発表した。両社は2012年12月に業務提携を結んでおり、今回の取り組みは、はじめての共同事業となる。

両社は今回の取り組みにおいて、ユーザーの行動分析をベースに、広告事業を中心としたO2Oサービスを展開するとしている。

同サービスでは、日々の移動をゲーム的に楽しめるダイマーズラボのスマートフォン向けアプリ「Road+(ロードプラス)」で取得した行動ログを、ゼンリンデータコムが行動分析のノウハウを使用して解析。これにより、ユーザーが普段行動しているエリアに合わせたクーポンの提供など、ユーザーの生活パターンに合わせた情報配信が行えるようになる。

また、位置情報連動型広告の最適化やターゲティングメールの配信など、ユーザーに対してより最適な情報を最適なタイミングで配信可能になるという。

なお、Road+は毎日の移動距離に応じてポイントを獲得できるアプリで、貯まったポイントは、クーポンや友達へのギフトと交換できる。

Road+の画面イメージ