大日本印刷(DNP)は4月4日、デジタルペンと紙を用いて生徒が記入した文字や図形を瞬時にデータ化して授業進行を支援するハイブリッド学習システム「OpenNOTE」の機能を追加すると発表した。
「OpenNOTE」は、生徒が書いた意見や解答などの文字・図形をそのままの筆跡で瞬時にデータ化し、電子黒板などに投影できるシステムで、デジタルペンを使った大規模利用(最大42人まで)に対応可能となっている。価格はオープン。
今回、拡張された主な新機能の、「既成の教材コンテンツを登録する機能」は、多数の教材コンテンツを学年別、教科別に登録できる機能(発売は近日予定)。
また、電子黒板上に、生徒全員の解答一覧を表示するだけでなく、類似した解答や意見、対照的な解答や意見など、特定の生徒の解答を抽出し、表示する機能が追加された。
そのほか、電子黒板上で記入したコメントをデータに反映する機能の拡張や、デジタルペンのデータ受信機のスリム化・軽量化などが行われている。