デジタルガレージの子会社であるNeo Innovation, Inc.は3月12日、リーンスタートアップを実践する有望なスタートアップ企業への出資を目的としたファンド「Neo Lean Fund」を設立すると発表した。

リーンスタートアップは、開発と検証を短いサイクルで繰り返しながらプロダクト開発を進めるマネジメント手法で、インターネットサービスを効率よく立ち上げられる手法として注目されている。

同社は米国 / ウルグアイ / イギリス / シンガポールに拠点を持っており、Neo Lean Fundの投資先には、各国の拠点を軸として、ソフトウェアやデザイン、起業に関するグローバルなネットワークを提供するとのこと。

また、同社が本社を構えるサンフランシスコのビルには、さまざまな投資先の起業家やエンジニアが机を並べて交流できるインキュベーションセンターが開設される予定。

なお、リーンスタートアップの提唱者で同社のゼネラルパートナーでもあるエリック・リース氏がNeo Lean Fundのアドバイザーに就任し、投資先の選定や投資後の事業育成に関わるという。