ソフトバンクテレコムと、サイオステクノロジーの子会社グルージェントは3月12日、企業におけるクラウドサービスの導入を円滑に進めることを目的としたクラウド事業分野での提携を発表した。

両社は、Googleの提供する「Google Apps for Business」に関連するソリューション「Gluegentシリーズ」や、「Salesforce.com」を共同で販売するほか、導入支援サービスの提供など、法人向けクラウドソリューションの強化とワンストップ提供を行う方針。

Google Apps販売パートナーであるソフトバンクテレコムは、3月にANAグループへの約4万9000IDの納入するなど多くの導入実績を持っている。一方のグルージェントは、Google Appsの代理店として市場にいち早く参入。Google Appsの利用にアクセス制御やシングルサインオン機能を付加する「Gluegent Gate」といったソリューションを提供するなど、高い技術力と営業力を持っている。

両社では、「それぞれが持つシナジーを最大化することで、企業向けクラウドサービスの分野で国内有数のサービス体制を構築」するとしている。